世界 The World

■基本的な意味■
人生の完了
完成

■正位置■
完成・達成・実現・成功・出世・合格・旅立ち・解放・長寿・恋愛の成就・最高の幸せ・海外旅行

■逆位置■
現状維持・準備不足・中途半端・不満足・スランプ・挫折・失敗・マンネリ・未完成・やり遂げる力を持たない

■豆知識■
世界はカードの中で一番良いカードとされており、逆位置が出たとしても意味が弱まるだけで悪い意味にはなりません。

審判 Judgement

■基本的な意味■
新しいことの始まり
再出発

■正位置■
長く続いた状況が終わる・復活・再生・再会・再婚・復興・回復・目覚め・良い知らせ・健康の回復・手術の成功・よい判決が下される・発想に転換

■逆位置■
挫折・弱さ・未決定・離婚・不採用・失望・心配・不利な決定・悪い知らせ・考え方や生き方を変えない

■豆知識■
ⅩⅢの死も再出発の意味を持ちますが、これは「現状を破棄しての再出発」です。ⅩⅩの審判は今の現状をきちんと把握し終わらせてからの再出発を示します。

太陽 The Sun

■基本的な意味■
・喜び
・希望

■正位置■
幸せ・発展・満足・成功・人気・繁栄・財産・合格・就職・子供・健康・よい恋愛・よい出産・レジャー

■逆位置■
意気消沈・失敗・不満・孤独・望みは達成できない・恋愛の下降・中絶・流産

■豆知識■
逆位置で出た場合は、太陽に雲がかかっていると考えましょう。やがて太陽は輝きますが今は正しい判断・行動を選択して待つことが大事、ということを示しています。

月 The Moon

■基本的な意味■
不安な心

■正位置■
不安・曖昧・嘘・迷い・裏切り・罠・詐欺・危険・注意・思わぬ出来事・見えないところにいる敵・内面の姿

■逆位置■
嘘を見抜く・危険を察知する・小さな過失・小さくてすむ危険な出来事

■豆知識■
不安がある・悪い予感を示すカードです。月は変化の早いもの、曖昧な状態や心の不安を表しています。

星 TheStar

■基本的な意味■
希望の光

■正位置■
希望・願望成就・良い見通し・忠誠・順調・満足・ひらめき・順調ば出産・美しい自然・占星術・

■逆位置■
悲観的・望みが消える・強情・ノイローゼ・憂鬱・治りにくい病気・無気力・泣く・雨が降る

■豆知識■
このカードが出た時のスレッドされた位置に注目しましょう。その分野の展望が開ける・問題打開のヒントがあることを示しています。

塔 The Tower

■基本的な意味■
突然の出来事

■正位置■
突然の変化・事故・予期せぬ出来事・災難・火災・離婚・破壊・一目ぼれ・天変地異・宝くじに当たる

■逆位置■
正位置よりもっと意味が強まる。


■豆知識■
ⅩⅢ死・ⅩⅤ悪魔は逆位置になることで意味が弱まりますが、このⅩⅥ塔のカードは逆位置の場合もっと危険な状態を示唆する危険なカードです。

悪魔 The Devil

顔方
■基本的な意味■
束縛


■正位置■
束縛・誘惑・暴力・堕落・ギャンブル・依存・災厄・理性を失う・悪循環


■逆位置■
誘惑に打ち勝つ・立ち直る・目が覚める・更正・束縛からの解放


■豆知識■
束縛を断ち切り、勇気ある行動を起こすことを求められています。現状のままでは事態は悪化する一方だということを示しています。

ⅩⅠ恋人と対になるカードです。

節制 Temperance

■基本的な意味■
・現状維持
・リラックス
・落ち着き

■正位置■
自己管理能力・節制・調和・管理・節約・反省・順応・控えめ・辛抱・順調・安定

■逆位置■
だらけ・不調和・不毛・対立・不器用・節度を失くす・自信過剰・やり遂げられない

■豆知識■
このカードは今が大変な時期でも自己管理・管理能力を発揮し、やがて落ち着くことを予告しています。

死 Death

■基本的な意味■
・仕切りなおし
・別の世界への移行

■正位置■
変化・終末・改革・死・損失・災難・破局・病気・再出発・退職・解雇・離婚・戦争

■逆位置■
危険の回避・一時的な失敗・死には至らない病気・希望が取り戻せる

■豆知識■
今の現状を打破するか自分自身の決断が問われているカードです。

吊るされ人 The Hanged Man

■基本的な意味■
認識


■正位置■
試練・努力・自己犠牲・苦労・奉仕・試験・商戦・まだ見えないゴール

■逆位置■
必要な努力を怠る・わがまま・物の見方、考え方が間違っていると気付かない


■豆知識■
吊るされ人・運命の輪・死・悪魔・塔・星・月のカードは逆位置になってもあまり大きく意味は変わりません。

正義 Justice

■基本的な意味■
・不正を正す
・バランス
・法律問題

■正位置■
正義・調和・均衡・中立的立場・公正・平等・判断・裁判・助言・正しい判決

■逆位置■
アンバランス・不公平・不安定・かたよる・独断・紛争・訴訟・敗訴

■豆知識■
ギリシャ神話では正義・秩序・心理を司る女神アストレーアとされています。

運命の輪 Wheel of Fortune

■基本的な意味■
変化


■正位置■
前進・幸運・運命・発展・チャンス・進展・再就職・復縁・思いがけない出来事

■逆位置■
不運・不幸・失敗・宿命から逃れられない・マイナスの面が出てくる


■豆知識■
このカードは状況によって良い結果・悪い結果を表すので最終的によく結果がわからなかった場合のみもう一枚かードを引いてもよいとされています。

隠者 The Hermit

■基本的な意味■
・アドバイスや支援を受ける
・自分の行動を反省する
・内面を磨き人間的に成長する

■正位置■
知恵・アドバイス・思慮分別・慎重さ・必要な孤独・修行・瞑想・倹約・忍耐・分析

■逆位置■
無分別・軽率・愚かさ・無学・孤独・劣等感・現実逃避・逃避・落ち込み・偏見

■豆知識■
助言・アドバイスの意味ででることが多いカードです。

力 Strength

■基本的な意味■
・強い意志
・勇気
・劣等感に打ち勝つ

■正位置■
勇気・情熱・積極的・難関突破・自己鍛錬・運動・健康・英雄・ファイト

■逆位置■
弱さ・無気力・体力低下・スタミナ不足・実力不足・八つ当たり・自信喪失・敗訴

■豆知識■
このカードが表している力とは、暴力や怒りなどの誇示する力ではなく強い意志・勇気のことを指します。

戦車 The chariot

■基本的な意味■
・緊張
・交通機関などの移動

■正位置■
突破・先手必勝・前進・自動車・交通機関・旅行・スピーディー・国際結婚

■逆位置■
敗北・戦意喪失・計画倒れ・逃避・挫折・判断ミス・ライバルの出現・交通事故


■豆知識■
大きな努力が必要なことを示すカードです。大変なときにこのカードが出た場合、その苦労は実を結びよい結果に繋がるでしょう。

恋人 The Lovers

■基本的な意味■
・選択
・恋愛
・友情

■正位置■
正しい選択・恋愛・信頼・調和・デート・恋の始まり・試験

■逆位置■
誤った選択・優柔不断・無頓着・気まぐれ・甘い見通し、考え・三角関係

■豆知識■
カードを読む際あまり男女の関係を意識しないようにしましょう。
このカードは選択するという意味のほうが強いからです。

法王 The Hierophant

■基本的な意味■
・ルールに従う
・保守的
・伝統

■正位置■
信頼・慈悲深さ・思いやり・援助・宗教・発展・冠婚葬祭・供養・よい行い・教師・同盟

■逆位置■
行きすぎた行為・信仰心のなさ・無慈悲・不調和・ルール違反・洗脳

■豆知識■
法王は精神的な支配を示しています。（皇帝は現実的な支配）

皇帝 The Emperor

■基本的な意味■
・権力
・指導力
・権威

■正位置■
権威・信念・リーダーシップ・統率・王者・社長・長く続く成功・良い条件の結婚

■逆位置■
未熟・見掛け倒し・頑固・ストレス・父親との角質・現実認識の甘さ

■豆知識■
ギリシャ神話では、ゼウスのカードとされています。

女帝 The Empress

■基本的な意味■
・安定
・収穫
・豊かさ

■正位置■
安定・幸福・繁栄・収穫・婚約・結婚・妊娠・美人・多産・豊かな土地

■逆位置■
迷い・甘え・不妊・家庭不和・セクハラ・嫉妬・浪費・おごり・望まない結婚

■豆知識■
ギリシャ神話ではゼウスの正妻のヘラだと言われています。

女教皇 The High Priestess

■基本的な意味■
心や豊かさによる知恵

■正位置■
教養にとむ・深い考え・知識・インテリジェンス・高等教育・ロマンチック・純粋さ・聡明さ

■逆位置■
無教養・無知・深く考えず行動する・俗っぽい考えや生活・常識がない・独身主義

■豆知識■
経験や知恵・教養を身につけて自分自身を高めていくべきだと、示すカードです。このカードが出た場合は精神的な活動を要求しています。

魔術師 The Magician

■基本的な意味■
・新しい機会
・能力を活かすチャンス


■正位置■
自信・才能・創造性・独創性・変化・未来・発明・昇進・昇格・知恵・熟練・努力して克服する

■逆位置■
未熟・自信過剰・不安定・消極的・スランプ・伸び悩む・不適当・詐欺

■豆知識■
魔術師の頭上にある記号を「レムニスケート」と呼びます。これは永遠に繰り返される神の意志・神に選ばれた者を示しています。

愚者 The Fool

■基本的な意味■
・無知の地
・利口者の愚かさ
・白紙の状態

■正位置■
信念・希望・自由・無垢・旅人・放浪・大胆・流浪・無垢・冒険

■逆位置■
未熟・気まぐれ・不安定・無計画・ルーズ・愚行・奇行・浪費・不注意

■豆知識■
トランプのジョーカーはこの愚者が変化したものだとされています。

タロットカードの種類

タロットは22枚の大アルカナカードというもので行います。


■タロットカード早見表■

NO　　カード名

　　　愚者　（The　Fool）
Ⅰ　　魔術師（The Magician)
Ⅱ　　女教皇（The High Priestess)
Ⅲ　　女帝　（The Empress)
Ⅳ　　皇帝　（The Emperor)
Ⅴ　　法王　（The Hierophant)
Ⅵ　　恋人　（The Lovers)
Ⅶ　　戦車　（The Chariot)
Ⅷ　　力　　（Strength)
Ⅸ　　隠者　（The Hermit)
Ⅹ　　運命の輪（Wheel of Fortune)
ⅩⅠ　正義　　（Justice)
ⅩⅡ　吊るされ人（The Hanged Man)
ⅩⅢ　死　　（Death)
ⅩⅣ　節制　（Temperance)
ⅩⅤ　悪魔　（The Devil)
ⅩⅥ　塔　　（The Tower)
ⅩⅦ　星　　（the Star)
ⅩⅧ　月　　（The Moon)
ⅩⅨ　太陽　（The San)
ⅩⅩ　審判　（Judgement)
ⅩⅩⅠ世界　（The World)

＊愚者は本来番号が付けられていないカードです。（０と記載されている場合あり。）＊

タロットには正位置と逆位置があり、正位置と逆位置ではカードの意味が変わります。

タロットカードの意味を読む前に

タロットカードの意味を読む前に覚えておくことは



■カードの置かれた位置・上下の違いでカードの意味が全く異なってくること

■カードの絵柄をキーワードにしてメッセージを読み取るようにする

■タロットはあまり遠い未来を占うことは得意ではない

■同じ質問を同日に何度も占うのはNG。２～３日間を置いてから。


基本的なことなので、必ず覚えておいてくださいね（・v・）♪

タロットのスプレッド形式

スプレッドここではタロットの代表的なスプレッドの形を紹介しています。

代表的なスプレッド形式には
・ケルト十字スプレッド
・ホロスコープスプレッド
・二者択一スプレッド

があります。


■ケルト十字スプレッド
このスプレッドは自分が知りたい・解決したいと思う特定の問題について
深く掘り下げて解決への糸口・ヒントを明示してくれます。

■ホロスコープスプレッド
このスプレッドは総合的な事実を教えてくれます。

「今月の運勢を知りたいな～」
「今度入社したあの人ってどんな人？」

などのようなことを知りたい時に最適です。

■二者択一スプレッド
AかBか迷ったときに活躍するスプレッドです。
Aを選んだ時に起こること
Bを選んだらどうなるのか

を教えてくれるスプレッドです。

タロットの占い手順

ここではタロットの基本的な占い手順を紹介します。


①占う場所を整理・整える

②問いかけたいこと（占いたいこと）を明確にする

③カードをシャッフル

④３つにカット

⑤占いたいことに合わせてスプレッドする
スプレッド
⇒決まった形・順序でカードを並べていくことをいいます。
スプレッドの形にも色々な種類があります。

⑥カードからメッセージを読み取る（これをリーディングと呼びます）


■ワンポイントアドバイス■

①の占う場所ですが、自分が落ち着く場所・精神を集中できる場所がいいです。
占う前にはきちんと身の回りを整理してくださいね（・V・）♪

②の占いたいことを明確にするですが、たとえば、あなたが恋人と喧嘩をしたと
しましょう。占いたい問いかけに

「彼（彼女）と喧嘩しちゃったの・・・。」
だけでは、問いかけの意味が全然ありません。きちんと占いたいことを明確に示しましょう。

例）
⇒「彼（彼女）と喧嘩しちゃったんだけど、どうすれば仲直りできますか？」

③のカットするですが、シャッフルする際に②の問いかけたいことを心の中で
念じながらカードを混ぜ合わせましょう。

④の３つにカットですが、ここで詳しく解説しているので参考にして下さい。


⑤のスプレッドですが、スプレッドの種類も色々あります。
代表的なのは

・ケルト十字スプレッド
・ホロスコープスプレッド
・二者択一スプレッド
スプレッドの解説は別に記載（・V・）○

⑥のりーディングですがカードがおかれた位置とカードの意味を組み合わせて読んでいきます。
カードの意味と位置についてもまた別に記載しておきます。

タロットと関係の深い人物

ここではタロットと関係が深い人物について解説しています。


有名なのは

■エリファス・レビ
■マグレガー・メイザーズ
■アーサー・エドワード・ウェイト
■アレイスター・クロウリー
■ウィリアム・バトラー・イエイツ

というところでしょうか。


■エリファス・レヴィ（Eliphas Levi、本名アルフォンス・ルイ・コンスタン (Alphonse Louis Constant)、1810年2月8日 - 1875年5月31日）
フランス・パリ出身の魔術師。カバラ、錬金術、ヘルメス学、キリスト教神秘主義などの研究と実践を行い、近代ヨーロッパにおける魔術（近代西洋儀式魔術）復興の象徴的存在となった。


■マグレガー・メイザース（Macgregor Mathers、1854年1月8日 - 1918年11月21日）
ロンドン生まれの魔術師。本名はサミュエル・リデル・メイザース（Samuel Liddel Mathers）

黄金の夜明け団創立者の一人であり、近代西洋儀式魔術の確立者。
⇒19世紀末にイギリスで創設された近代西洋儀式魔術の秘密結社である。黄金の暁会、ゴールデンドーンなどとも訳され、GD団と略される。


■アーサー・エドワード・ウェイト（Arthur Edward Waite、1857年 - 1942年5月19日）
近代西洋儀式魔術の秘密結社、黄金の夜明け団等に所属していた魔術師、隠秘学者。
ウェイト版タロットの制作者。


■アレイスター・クロウリー（Aleister Crowley, 1875年10月12日 - 1947年12月1日）
近代西洋儀式魔術の秘密結社、黄金の夜明け団から独立した神秘主義者、魔術師。派手な演出でマスコミに登場し、物議を醸した。


■ウィリアム・バトラー・イェイツ（William Butler Yeats, 1865年6月13日 - 1939年1月28日）
アイルランドの詩人、劇作家。イギリスの神秘主義秘密結社黄金の暁教団（The Hermetic Order of the Golden Dawn）のメンバーでもある。ダブリン郊外、サンディマウント出身。神秘主義的思想をテーマにした作品を描き、アイルランド文芸復興を促した。日本の能の影響を受けたことでも知られる。
ノーベル賞受賞者。



タロットと関係の深い、いわゆる現代の魔術師たちです。
特に黄金の夜明け団（ゴールデンドーン）と関わりが深く彼らの重要な秘儀として利用されました。


確かクロウリーとメイザースは、幻想水虎伝シリーズの魔法使いキャラの名前に使われてたような。。

関係ないけど、結構面白くて全シリーズ持ってます（・V・）♪

タロットの歴史

タロットカードはユダヤに古くから伝わるカバラを起源としていると言われているようです。


カバラとは「伝承・口承」という意味です。
タロットは占星術・錬金術とともに中世に発達し様々な国の影響を受け完成されました。

タロットカードは22枚のカードで成り立っています。



タロットカードの種類には
・マルセイユ系
・ライダー系（仮面ライダーではありません。）
・エジプト系
・フェミニズム系
・テーマ系

の様々な系列のカードが存在します。
主に利用されるのはライダー系のようです。

タロットは占星術とは違い、自分が進むべき道に悩んだときに未来をよりよくするための
道しるべを示してくれます。

占星術は自分が産まれ持った宿命を示すのでちょっと重く感じる方も
いるかもしれませんが、タロットはこれからどうしよう。。と悩んだ
ときにアドバイスをしてくれるものです。

実は私もよく悩むことがあるのでお世話になっています（・V・）♪

カードの種類を覚えるのは大変かもしれませんが、全部完璧に覚えなくても大丈夫。
慣れてくると直感的にカードが示していることをわかるようになるので、
まずはカードになれることをおすすめします。